1億8748万6430円 前年比 +25.58%
8,062,500円/m2 前年比 +122.59%
東京都港区における不動産取引価格を、国交省が公表する不動産取引価格(取引された不動産の金額をアンケートにより調査したもの)に基づき、当サイトが独自に平均値・変動率を計算しています。
2024年(令和6年)第1四半期の取引総額の平均値は、1億8748万6430円で、前年比変動率は+25.58%です。土地売買における平米単価は、8,062,500円/m2、坪単価では26,652,892円/坪で、前年からの変動率は+122.59%です。
土地のみの取引単価は、地価公示価格と地価調査価格の平均額(4,645,165円:2024年)に対して、+73.57%の金額となります。公示地価の標準点は住宅地が多く、不動産取引価格は農地や林地が多数含まれていることを踏まえてこの比較を見る必要があります。
※2006年、2007年の取引データは物件に偏りがある点、ご留意ください
港区での不動産の取引ですが、大きく分けて「売買」「賃貸」の2つがありますが、ここでは売買について説明します。売買対象の不動産も、さらに「住居用」「業務用」の2つに分けられ、前者は個人、後者は法人が売買の主体となるでしょう。港区に住む場合は住居、港区で業務を展開する場合は業務用です。不動産業者により得意分野があり、また、売買自体を行っているか、仲介業務を主軸としているか、の違いがあります。大手不動産会社から小規模事業者まで存在しますが、必ずしも大手の方がいいとは限りません。港区に根を下ろし、港区固有の事情に詳しい中小業者も営業していることでしょう。不動産業の業界団体である東京都宅地建物取引業協会、全日本不動産協会東京都本部に問い合わせて、適切な会社を紹介してもらうことも可能です。
港区の不動産業者は株式会社メインステージ、株式会社GWインベストメント、株式会社beberise、株式会社ルークス、岡山ホールディングス株式会社、リビングサーチ株式会社、株式会社アップレート、株式会社さのけん、株式会社CLS、株式会社日本コーポレートハウジングなどです。
不動産は上物(建造物)と土地に分けることができます(上物が無ければ更地)。土地は地域によって値段の相場が大きく異なります。頼れる不動産業者を探して、査定をしてもらうとよいでしょう。ご自身でも港区の一般的な土地の値段を調べることができます。公示地価(国土交通省)、調査地価(東京都庁)、国税庁による路線価を参照し、また、港区で実際の不動産取引の価格事例は当ホームページをご参考にしてください。満足のいく値段でしたら、契約をして不動産売買が成立します。不動産業者に仲介手数料を支払うのですが、取引価格の約3%が一般的です(上限3.15%)。
不動産の登記は司法書士(または土地家屋調査士)に依託します。登記にかかる費用は、港区登記所の印紙代は一律ですが、司法書士に支払う手数料は司法書士によって異なります。疑問点があれば地元の法務局で確認しましょう。不動産を購入した時の費用ですが、建物の減価償却費用、建物の維持費・修繕費、建物のローン利子、固定資産税等が経費となり、税務署への確定申告の対象となります。不明点は会計士、税理士、港区税務署などに相談しましょう。